事業計画作成の目的が、補助金の申請や金融機関からの融資を受けたいというならば、事業計画のフォーマットは指定されているので、比較的簡単に求められる事業計画を作成できます。
しかし、経営者として「従業員の給与の推移と業績の関係をシミュレーションしたい」「新事業に踏み出すべきか判断材料にしたい」「余剰資金の運用益をによる営業外利益の推移をシミュレーションしたい」など様々なニーズがある場合は、その目的に添った事業計画フォーマットが必要です。
当事務所では、所長中村の長年の事業計画作成の経験を活かして、あなたの会社の目的に添った長期の事業計画シミュレーションのフォーマットを作成いたします。
一度、御社オリジナルの事業計画シミュレーションシートを持てば、その後、定期的に実績を反映と、モデルとシナリオの見直しを行なうことで、年々精緻な事業計画シミュレーションシートに進化していきます。
(ご注意:当事務所の事業計画シミュレーションシートはサービス業・金融業・販売業で実績があります。製造業がメインの場合、ご要望に添えない可能性もございますのでご了承いただければ幸いです。)
私は、1986年に保険会社本社の企画部門への配属されたあとに、様々な企業の新事業開発の現場を訪問して直接にお話を伺ったり、事業計画を見せてもらったりなどして、事業計画作成のコツを掴みました。そのコツを表計算ソフトに落として、汎用に長期事業計画を作成しシミュレーションできるシンプルなフォーマットを開発しました。このフォーマットは多くのお客様の企業にご利用いただきました。この計画の利用者が増えたことから社長賞も受賞しました。その後、職場が変わっても、基本的には同じ考え方で、現在に至るまで、多くの現場ビジネスで事業計画をシミュレーションし、会社経営陣に呈示して参りました。
お客様企業の経営者に、事業計画作成の目的とビジネス構造(商品と市場の特性など)を伺います。
その後、目的に応じて必要な情報のご提供を頂いたうえで、当事務所が事業計画の基本設計から納品までの作業を行ないます。
【事業計画シミュレーションシート作成の流れ】
そのビジネスの主要商品の収益構造、経費構造を解明し、シミュレーション用の標準モデルを作ります。
販売数・単価、経費の長期的推移を、いくつかのシナリオに落とします。
「基本的モデル」と「収益と経費のシナリオ」から10年~30年程度の⓵主要事業数値②主要PL数値③主要BS数値の結果をアウトプットし、かつ、前提を変えることで結果をシミュレーションできる計算シートを作ります。
事業計画シミュレーションシートの結果を経営者にご説明し、ご意見を聞いたうえで、必要な修正を行ない最終的に納品します。
【お聞きしたい項目】
1.「ビジネスプランの前提と結果の関係の見える化」ができるため、事業計画を数値的に検証しながら改善するのに役立ちます。
2.根拠のある事業計画のひな形ができるため、社内会議や金融機関での説明の基礎資料として応用可能です。
3.時間の経過とともに、実績を反映させて、前提条件を現実的にしていくことで、より一層精緻な事業計画シミュレーションシートに進化します。
・公共機関(某省の資材管理部門)の特定分野民営化の長期事業計画 1機関
・鉄道会社系関連会社の新規事業の長期事業計画 2社
・地銀系関連会社の新規事業の長期事業計画 2社
・保険会社子会社の長期事業計画 1社
・保証事業の長期事業計画 1社